カテゴリー: DX・AI
公開日 2023.06.10
請求書を紙で受け取っている企業の割合は、シンガポールで5%、日本で20%、タイでは95%にも上ります。そんなタイも、歳入局が2018年に請求書と領収書の電子化対応「e-Tax invoice/receipt制度」を運用開始しており、さらにコロナ禍でデジタル技術を活用することへの抵抗感が薄れたことから、市場の将来性は非常に高いと考えています。
Bill Oneは、紙の郵送、メール添付、アップロードなど、さまざまな方法・形式で届く請求書を全てSansan社が代理で受領し、データ化します。取引先のフォーマットを変えることなく、データの一元化が可能なため、顧客も経理担当者も煩雑な業務に忙殺されることもなく、また不正の介在余地もありません。
DX推進の観点から、新機能も適時搭載予定です。その一つが、注文書と請求書のマッチング(照合)です。注文書のデータをBill Oneに取り込むだけで、Bill Oneに届いた請求書の内容が正しいかどうかを自動で確認。業務の自動化・効率化が一段と進むことが期待されます。
属人性の強くあるタイ市場では、退職や異動などで担当者が入れ替わるたびに、どのような内容を誰が誰とやり取りしてきたのかが全くわからず、後任者が状況を把握するのに膨大な時間がかかってしまうケースが少なくありません。詳しく知っているのは前任者だけ。これらを打開するのがSansanのサービスです。
単なる名刺管理にあらずというのが最大の特徴です。名刺情報に、いつ・どこで・どんな会話や情報のやり取りが行われたのかを紐付け、一元集約して組織内で共有化します。これらを通じて、営業現場だけでなく組織全体が必要な情報を瞬時に確認できるようになるため、DX化推進にも寄与することができます。また、現在世界62ヵ国にて利用いただいていますが、タイやシンガポールを中心に東南アジア複数ヵ国(複数拠点)を跨いでの利用希望企業様も増えてきています。
つい数年前までは周回遅れ感のあったタイのDXですが、コロナ禍におけるリモートワークの普及などで状況は一変しました。業務の効率化や省人化においてデジタル技術の果たす役割や可能性が見直され、関心も深まっています。
興味深いのは、タイのお客様はせっかく投資するなら徹底的にデジタル化を進めたい、最大限の効果を得たいとリープフロッグ的にDXを進展させたい方が多いということです。日系に限らず、ローカル市場にも共通した特徴です。そのための投資であれば惜しまない、そんな空気さえ感じます。
タイの展示会出展は初めてです。みなさんがどのようなことに関心を持ち、どのような悩みを抱えているのかに向き合っていきたいと思っています。
【お問い合わせ】 Sansan Global Pte. Ltd. (タイ駐在員事務所)
担当:千住
E-MAIL: [email protected]
URL: https://global.bill-one.com/jp/
2 Jasmine Building, 12th Floor, Soi Prasarnmitr (Sukhumvit23), Sukhumvit Road, North Klongtoey Sub-district, Wattana District, Bangkok 10110
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