自動車・二輪産業ニュース 2020年1月

ArayZ No.97 2020年1月発行

ArayZ No.97 2020年1月発行「善い」経営とは?経営の「美学」とは?

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    自動車・二輪産業ニュース 2020年1月

    公開日 2020.01.01

    独メルセデス、新バッテリー工場を稼働

    メルセデスベンツAGは12月5日、バンコクの新工場でプラグインハイブリッド車 (PHV)に搭載されるバッテリーの製造を開始したことを明らかにした。新工場(敷地面積5万平方メートル)は同社の既存自動車工場の敷地内にあり、投資額は1億ユーロ強。地場のトンブリー・オートモーティブ・アッセンブリー・プラント(TAAP)とトンブリー・エナジー・ストレージ・システムズ(TESM)が共同出資した。

    製造されるバッテリーは「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」だけでなく、「GLC」と「GLCクーペ」にも搭載される予定で、同社はタイでのデジタル化・電動化を加速している。自動車工場の増設を含めると、300人以上の雇用を創出したという。

    モーターエキスポ 成約台数15%減

    モーターエキスポ1

    モーターエキスポ2
    バンコク北郊ムアントンタニの「インパクト・チャレンジャー」で11月29日~12月10日まで開催された国内最大規模の自動車展示会「第36回タイランド国際モーターエキスポ2019」の自動車成約台数は、3万7,489台(速報値)と前年比15.2%減となった。二輪車を含めると4万4,740台で、同16.2%減だった。

    主催社インターメディア・コンサルタントのクワンチャイ社長によると、国内経済の低迷、輸出減、米中貿易摩擦などのマイナス要因が重なり、不調に終わった。

    ブランド別ではトヨタ(6,243台)がトップ。次いでホンダ(5,766台)、マツダ(3,998台)、いすゞ(3,716台)、三菱自動車(2,959台)と、日本勢が上位5位を独占した。車種別では乗用車が45.5%、SUVが34.3%、1トンピックアップが14.5%を占めた。

    二輪車は同20.9%減の7,251台で、ホンダ(1,440台)とヤマハ(1,167台)が1、2位を占めた。

    タイの自動車生産・販売台数/関連輸出額(2019年11月)

    概要

    概要

    生産台数

    生産台数

    国内販売台数

    国内販売台数

    自動車関連輸出額

    自動車関連輸出額

    THAIBIZ編集部

    ArayZ No.97 2020年1月発行

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