カテゴリー Open Innovation talk
公開日 2021.06.21
PTTと言えば、天然ガス事業や石油事業などを行う総合エネルギー企業としてあまりにも有名ですが、近年は事業の多様化とイノベーションに力を入れています。2020年に製薬、機能性食品、医療機器など「Life Science」をメインテーマにした100%子会社「Innobic (Asia) Co., Ltd.」を資本金20億バーツで設立しました。さらに今年4月に抗癌剤を開発している台湾の最大製薬会社「Lotus Pharmaceutical Company Limited」に15.6億バーツ出資し、6.6%の株を取得。今年5月末には、電子機器の生産を請け負う電子機器受託生産 (EMS) では世界最大の企業グループ「Foxconn(鴻海科技集団)」と電気自動車のプラットフォームと重要部品の共同開発を目的としたMoU締結するなど、活発な動きを見せています。今後も継続して太陽光発電、電気自動車、水素自動車など、「再生可能なエネルギー(Renewable Energy)」をテーマに積極的に取り組んでいく方針で、この分野において技術を持っている日本企業や研究機関がいれば、前向きに協業を検討していきたいとのこと。
今回の “Open Innovation Talk” では、「イノベーション」を軸に、タイ国最大企業PTTの今後の事業展開の方向性、そして「日本」に対する期待感を皆さんと一緒に探っていきたいと思います。
プログラム
参加費:無料
配信:ZOOMを使ったオンラインLIVE配信
言語:日本語
司会:ガンタトーン・ワンナワス|mediator co., ltd. CEO
主催:Thailand Japanese Investment Research Institute : TJRI
Ms.Pornthip Cherdchuvutikul
Vice President, Technology and Engineering Group Alignment Department, PTT PLC
PTTグループ横断で相乗効果を産むため、関連会社に必要な技術とエンジニアリング戦略を担当。「技術を如何に活用し事業成果に貢献できるか」をテーマに、PTT本体と関連会社のビジネスを監督する役割を担っている。
Dr.Nat Ativitavas
Vice President, PTT PLC / Deputy Managing Director, Innobic (Asia) Co., Ltd.
PTTがLife Science 分野に本格的に参入するために100%出資し設立した新会社「Innobic (Asia) Co., Ltd.」の副社長。新規事業開発や出資を担当。
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