カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2019.12.07
目次
バス、トラックといった商用車と特別目的車両などの展示会「BUS & TRUCK 2019」が11月7日~9日、「バンコク国際貿易展示場(BITEC)」で開催された。今年で16回目となり、日本、タイ、中国、ドイツの商用車とその周辺機器、タイヤ、部品などを製造・販売する約150社が出展。日系企業では、日野自動車など数社が、最先端の技術を紹介した。
主催者によると、市民の足となっている乗り合いのミニバンは、タイ運輸省の規制を背景に、買い替え時期が迫っていることから需要が高まる見通しだ。中部スパンブリー県で20人乗りのミニバンを製造するサクンCイノベーションは、「日本人の金型職人を雇っており、燃費性能を高め、車体を軽量化できるアルミニウムを使用している。電気自動車の製造・販売を来年開始する」と抱負を語った。
東部チョンブリ県にある商業施設「パシフィックパーク・シラチャー」で11月23日~12月1日に、同地域で最大の四輪車・二輪車の展示・販売会「第22回パシフィック・モーターショー」が開催された。主催者は来場者54万人強、成約台数750台、売上高7億バーツ以上を見込んでいた。
トヨタ、ホンダ、いすゞ、マツダ、三菱、日産、スバル、スズキ、BMW、フォードを含む12の自動車メーカー、および電気自動車(EV)製造のSCP。二輪車ではホンダ、ヤマハ、カワサキの日系を含む10ブランドに加え、タイヤとアクセサリーなどのメーカーが出展した。今回は特に大型バイクや電動バイクに注目が集まった。
国内最大規模の自動車展示会「第36回モーターエキスポ2019」が、11月29日~12月10日まで、バンコク北郊ムアントンタニの「インパクトチャレンジャー」で開催された。景気の低迷で国内の自動車生産・販売台数とも年初の予測を下回る見通しの中、各自動車・二輪車メーカーが出展し、新モデルを紹介した。ほか、アクセサリーなどの小売り業者が販売攻勢をかけた。
主催者のインターメディア・コンサルタントのクワンチャイ社長によると、今回のテーマは「Ride and Drive Together Now」で自動車に乗るだけでなく、運転を楽しんでほしいとのメッセ―ジが込められている。昨年の成約台数は計53,358台(自動車44,189台、二輪車9,169台)だった。
THAIBIZ編集部
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