ArayZ No.108 2020年12月発行未来を拓く経営 ~コロナ禍の今こそ経営の基本に立ち返れ
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カテゴリー: ASEAN・中国・インド
公開日 2020.12.10
新型コロナウイルスの影響を受け、依然として気軽に渡航できない状況が続く中、スカイプやZOOMを活用したオンラインでの商談がベトナムで増加傾向にある。
ホーチミン市では、ベトナム最大の機械・金属・工業関連の展示会である「METALEX VIETNAM 2020」が10月23日、24日に開催された。通常であれば、各出展企業がサイゴン展示会議センター(SECC)という会場に集いブースを出展する。しかし、今年はバーチャル展示会となった。
ただ通常のバーチャル展示会と異なり、オンラインの仮想会場に加えて日本貿易振興機構(JETRO)主催で「部品調達展示商談会」が市内のホテルで同期間中に実施された。このような、リアルとバーチャルのハイブリッド型の展示会や商談会は今後さらに増加するのではないだろうか。
VJ Connection Co., Ltd.
CEO
財部 真奈美
商社、物流、証券、人材紹介などの分野を経験後、2016年よりベトナムに渡航。現在は、市場調査を中心にVJ Connection代表として、日系企業の海外進出における、ビジネス、市場、法規制、人材などの問題や課題を様々な側面から多角的にサポートしている。(所属先:VJ Connection Co., Ltd(CEO) / Navigos Group(エンジャパンベトナム法人:シニアコンサルタント)。
成熟化する国内市場を見据えてミャンマー市場を目指すタイ企業は多い。直近でもアマタグループがミャンマー政府と合弁でヤンゴンに1,000億円超規模の工業団地開発を始めた。他にも消費財のオーソトーサパーをはじめ、不動産やエネルギーなど多種分野でミャンマーに進出する。
タイの大手CPグループは1990年代から進出し、養鶏・肥料工場、食品工場などを自社で整えた。また川下分野では外食や小売(CPフレッシュマート)・卸売(MAKRO)を展開。原材料生産から消費者までの食品バリューチェーンを垂直統合して実現しているのが特徴である。
人材育成にも積極的だ。自社グループがタイで運営するビジネス系の教育機関に多くのミャンマー人を奨学金付きで招聘し、将来のミャンマー事業を担う幹部として育てている。CPのような先駆者に倣いミャンマーを目指すタイ企業も今後益々増加するだろう。
MSRジャパン株式会社
Myanmar Survey Research
Director
瀧波栄一郎
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、デロイトトーマツコンサルティングにて一貫して大手日系企業のASEAN進出案件に従事。2018年より現職。慶應義塾大学法学部卒業。ミャンマー市場についての業界レポート等を自社ウェブサイトで連載。
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THAIBIZ編集部
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