【第6回】ラオス、カンボジア編

【第6回】ラオス、カンボジア編

公開日 2016.10.31

タイの周辺、メコン4ヵ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)現地で流行しているモノやコト、最近増えている、または注目の投資業種や案件、新制度の決定や施行とその実情などの政治経済トピックを、現地在住の専門家よりお届けする新コラムがスタート。
第6回はラオス・ヴィエンチャンとカンボジアからのレポートです。

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モノの乏しいラオスで暮らしていると、いつの間にか物欲が消えてしまっている気がします。ところが、その物欲をかきたてるような店がひと月ほど前に、突如ビエンチャン中心部のショッピングモールにオープンしました。

「ユニクロ」を彷彿とさせるロゴマークに、違和感を感じながらも、店内に足を踏み入れると、そこには「無印良品」のようなパッケージに「ニホンゴ」が表記された商品が、所狭しときれいに並べてあるではありませんか。
店内の明るさや商品の豊富さは抜群。中国人店長の話では、「日本の商品」であることが店のコンセプトで、2万~5万キープ(3~6米ドル)の化粧品などがよく売れているとのこと。
ラオスの物価から考えると少し割高ですが、ビエンチャンの経済成長と、その時流にうまく乗ったビジネスになるのではないかと期待しています。娯楽が少ない分、ちょっとした高級感が、逆にビエンチャン市民の心をとらえるのではないでしょうか。

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JBL Mekong (Lao) Sole Co.,Ltd.
内野里美
1979年生まれ、東京外国語大学ラオス語学科卒業。
2005年よりラオスにて日本のNGO、日本大使館勤務を経て2016年3月よりJBLメコンラオス事務所に常駐、現在に至る。
info@jblmekong.com
www.jblmekong.com

 

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カンボジアにおける人材/教育分野に身を置き早6年目となりますが、当地における日本の存在感は年々増していると実感します。
カンボジア人の日系企業への就職人気は非常に高く、勢い良く増え続ける日系企業に、日本語人材の需給バランスは完全に売り手市場となっています。日本語を学習した大卒初任給水準は平均的な大卒初任給の約3倍の600米ドルと高水準なため、日本語学習意欲の高いカンボジア人が増加しています。
また、日本への留学生ならびに技能実習生も年々増え続けており、特に技能実習生に関しては[2013年]約300名、[2014年]約1,100名、[2015年]約2,100名、[2016年(上半期)]約1,500名と、文字通り倍々のペースで増加中。当初は縫製業一辺倒だった受入れ業種も、現在は多岐に渡り、農業、建設業、食品加工業などに主な広がりを見せています。
特に来年からは介護業種が新たに追加される見通しであり、留学生にとっての 「看護(助手)」とともに、カンボジア人実習生が「介護ヘルパー」として日本で活躍する日も近いのではないでしょうか。
日本と関わるカンボジア人材が増えることで当地における日本の存在感がさらに高まり、日系企業進出ならびに操業への追い風となることが大いに期待出来そうです。

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SANCO CAMBO INVESTMENT GROUP (POIPET),RIKUYO (CAMBODIA) CO.,LTD.
Executive Director 山本貴宏
1987年生まれ、大阪府出身。中央大学法学部卒。2011年4月、カンボジアにて技能実習生向け職業訓練校ならびに派遣機関を設立。2013年4月、ポイペトにてSANCO経済特区を設立し、現在に至る。
invest@sancosez.com
humanpower@rikuyo.com
www.sancosez.com
www.rikuyo.com

THAIBIZ編集部

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