カテゴリー: ニュース
公開日 2022.05.05
4月25日、INPEXと日揮ホールディングスはタイ国内の石油ガス上下流産業や、二酸化炭素(CO2)の排出削減が難しいとされる重化学工業や発電所などでのCO2回収・貯留(以下CCS)ソリューションの開発可能性を探ることを目的とした「タイ・カーボン・キャプチャー&ストレージ・イニシアティブ」に関する覚書を、タイの国営資源開発会社PTTエクスプロレーション&プロダクション(以下PTTEP)と締結した。同プロジェクト開発はタイ国内の産業をはじめ、同国全体の脱炭素化を加速することが期待されている。
CCSは、発電所や工場等の事業活動により排出されるCO2を大気放散前に回収し、船舶やパイプラインを用いて輸送した後、枯渇した石油やガスの貯留層などの地下層に貯留することで、適切にCO2を保管・管理する技術。INPEX、日揮HDおよびPTTEPは今後、タイにおけるCO2排出の大きな産業を対象とする経済性の高いCCSソリューションを構築すべく、CCS関連の技術および実施方法に加え、施設や政策の特定と評価を行っていくという。
THAIBIZ編集部
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