PC端末への対策強化とユーザ認証の重要性-第5回 / 全6回

PC端末への対策強化とユーザ認証の重要性-第5回 / 全6回

公開日 2023.02.10

KDDI (THAILAND) LTD.
DX Digital Marketing Manager
和才 雄貴 Yuki Wasai
2019年よりタイ駐在。主に、サイバーセキュリティ商材をはじめとしたゼロトラスト関連の戦略商材を担当。顧客のDX支援に加え、デジタルマーケティング業務(自社ウェビナーの開催や外部イベント出展)なども行う。

社員のPC端末の セキュリティ対策は万全ですか?

様々な環境で働くことを想定したインフラストラクチャーにおいて、シグネチャマッチング型のアンチウイルス対策だけでは不十分です。シグネチャをすり抜け、端末に侵入してくる新たな未知の脅威(マルウェア)を検知することが難しくなってきているためです。

そこで、侵入を前提とした“早期検出”、“マルウェア被害の最小化”、“その後の対応の迅速化”に向けた対策が必要になってきています。 ゼロトラストの“全てを信頼しない”という概念に立ち返り、実際に社員が使用するPC端末の更なるセキュリティ強化が急務となります。

ユーザ認証基盤強化でグローバルガバナンス強化

M365などの普及でメール基盤のクラウド化がスタンダードとなり、基幹システムのクラウド化(SaaS利用)を検討している企業様も多いのではないでしょうか。  業務上、複数クラウドを利用するシーンが増え、クラウド利用の「安全性」や「利便性」を企業側が担保する必要があり、複数のクラウドサービスでのID/パスワードの統合や不正アクセス防止などの「クラウドにおけるセキュリティ」対策に加え、きちんと利用ユーザを「認証」することが重要です。

オフィスでも自宅でも“シームレス”に “セキュア”な環境を実現

クラウドサービスの特徴は、「可用性」や「利便性」です。それらを失わずに、“シームレスな働き方”をいかに“セキュア”に実現するかということが非常に重要な課題です。ゼロトラスト実現のために、下記4つのポイントを一つずつ棚卸しして対応していくことを推奨します。

  1. ① クラウドサービスを利用するユーザが本人であるかどうか
  2. ② 利用端末・システムに脆弱性がないか
  3. ③ インシデント(万が一のこと)があっても迅速な対応ができるかどうか
  4. ④ どんなロケーションからでもガバナンスが効いたセキュアなネットワーク環境を通って通信しているか

 


TEL:+66 (0)2-075-8888 / +66 (0)81-922-2329(和才)
E-mail: [email protected] (Marketing & Business Development)
Room No.902, 9/F, 208 Wireless Road Building, 208 Wireless Rd., Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand

URL:https://th.kddi.com/ja/detail/secure-corporate-networks.html

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/kddi-thailand/?viewAsMember=true

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