業界: Energy & Utilities
公開日 2024.04.17
SAF生産などバイオベースの高付加価値製品開発に注力するタイのエネルギー企業であるBangchak社。
社会および環境への配慮を土台としたうえで、各事業に取り組むタイのエネルギー企業であり、企業としてだけでなくタイ社会全体の持続可能性を高めるため、イノベーション志向のビジネスによって国家のエネルギー安全保障を強化することを目指している。
事業によって背景は異なるが、バイオ事業においては合成燃料(メタノール、メタン)、低炭素水素、低炭素アンモニア等のエネルギー転換・低炭素経済関連物質を買う引き取り手がいないため。
また、専門技術を有する企業とのパートナーシップを拡大し、新たなS字カーブビジネスになるための技術を見つけたい。
そしてBCPが研究開発した藻類由来の高い抗酸化作用を持つ「アスタキサンチン」事業を新たな成長事業として推進したい。
エネルギー転換および低炭素社会(low-carbon economy)を目指す事業において、合成燃料(メタノール、メタン)や低炭素水素、低炭素アンモニアなどの事業に共同で投資するパートナーを必要としている。
-上記の事業に関心がある、もしくは製品を使用する可能性があるパートナー
-オフテイカー(購入者)を探すためのマーケティングを行っているパートナー
タイでの概念実証・スケールアップ、またはタイ市場への進出のため、CCU(Carbon Capture and Utilization)、水素、アンモニア、SAF、脂肪酸製造のための発酵、精密発酵、AI分析の技術があるパートナー、もしくはスタートアップ。
– エネルギー転換およびバイオ燃料、エタノールの事業に興味のあるパートナー、もしくは製品を使用する予定があるパートナー
– バイオ燃料の中でも特にエタノールに関する新しい技術を持つパートナー
– 藻類を使った製品を共同開発・販売・流通するパートナー
– 抗酸化物質として知られる「アスタキサンチン」を藻類から商業規模生産するためのパートナー
– アスタキサンチン物質を購入し、さらなる製品への生産に利用することを目指しているパートナー
利用可能なアセット
– 再生可能エネルギー
– バイオ燃料プラント(バイオディーゼル、グリセリン、エタノール)
– CO2(製油所排出量)
– Unconverted oil(未転換油 ・UO)
– HEFA plant(Hydroprocessed Esters and Fatty Acids Plant)
藻類からアスタキサンチンをパイロットプラントレベルで養殖・生産し、実際に販売するために栄養補助食品や化粧品を製造している。
また、タイの民間セクターにおいて総合的な海藻養殖技術プラットフォームのリーダー企業でもある。
必須条件
英語でのコミュニケーションができること
推奨条件
タイに代理店・支社があれば望ましい
会社概要
企業名
Bangchak Corporation Public Company Limited
設立
1992年
資本金
1,376,923,157 バーツ
売上
41,680 百万バーツ(2023年)
業種
Energy & Utilities
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