カテゴリー: ニュース
公開日 2022.09.15
TJRI編集部では、8月にTJRI Newsletterに関するアンケートを実施し、200名以上の方々から回答をいただきました。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
今後のTJRIのコンテンツ作成に役立てるべく、皆様の貴重なご意見を一つ一つ読ませていただき、編集会議を行いました。今回はそのアンケート結果と、会議での会話を一部共有します。
目次
アンケート実施時期:2022年8月下旬
対象:メルマガ読者
設問数:8問
項目:TJRI Newsletterの満足度や今後取り上げて欲しいトピック、関心などについて
有効回答数:202件
・毎回読んでいる 54名
・たまに(興味のある記事だけ)読んでいる 142名
・全く読んでいない 6名
– アンケートに回答いただいた90%以上の方が毎回もしくはたまに読んでくれています。
・とても役に立っている 43名
・まあ役に立っている 123名
・どちらとも言えない 27名
・あまり役に立っていない 8名
・全く役に立っていない 1名
– 80%以上が役に立っているとの回答。今後も皆様のお役に立てるような情報を発信できるよう努めます!
・とてもわかりやすい 61名
・まあわかりやすい 112名
・どちらとも言えない 26名
・ややわかりにくい 3名
・とてもわかりにくい 0名
– 85%以上の方がわかりやすいと回答。一方でわかりにくい理由としては、
・情報を端的に要約する箇所があるといい
・文章が長い
・専門用語が多い
などの率直なお声をいただきました。
1) EV時代の到来とタイの自動車産業の未来図 〜 中国、インドネシアとの競争に勝てるか 〜 111名
2) 商務省と経産省、経済政策対話フォーラム開催 〜 タイはBCG経済、日本はAJIFをアピール 24名
3) タイ食品産業の将来を映す2つのイベント 〜 THAIFEX(タイフェックス)の復活と第2回大麻フェア 51名
4) [緊急寄稿:川島博之] ウクライナ危機による穀物価格高騰と食糧危機、その実相は?! 26名
5) JAXAがアジアで初のマッチングイベント 〜 宇宙開発でタイのGISTDAと連携 18名
6) 日本企業は顧客・サプライチェーンの基盤拡大を 〜 WHAグループ・ジャリーポーン会長インタビュー 33名
7) 大麻栽培、植物工場内で厳重に品質管理 〜 サイアムレイワ社長インタビュー 37名
8) 「PTTグループ」が生命科学事業を本格展開 ~ 子会社イノビックが市場拡大のパートナーを募集 18名
9) アジアのエネルギーと移動手段の未来を模索 ~ PTTグループなど150社以上が出展 ~ 34名
10) タイの電気自動車産業の現状と課題 ~ クリサダEVAT会長インタビュー 66名
11) 特になし 16名
- 電気自動車(EV)関連の記事は関心が高いことがわかりました。多くの日系企業が進出してるタイの自動車業界の動向はTJRIでも注目している分野の一つです。
続くQ.5「上記以外に面白かった・印象に残っている記事や内容があれば教えてください」の設問でもEVやタイの強みである食品業界、何かと話題になっている大麻ビジネス、エネルギー関連の記事が印象に残っているとの回答を多くいただきました。
– 関心のある産業分野は自動車産業と製造業全般が圧倒的で、Q.4の回答とリンクしています。農業・食品に続き、医療・健康 / エネルギー・バイオ / ITなどデジタル / 観光・クリエーティブ産業はほぼ同率でした。
– 「タイの経済政策の最新情報」、「タイを含めASEANのビジネス動向」に続き、TJRIのマッチングビジネスにも関わる「タイ企業と日本企業の協業事例」が上位でした。
上位はCP Group、SGC、Ichitan、PTTなどこれまでTJRIのOpen Innovation Talkに参加いただいた大手企業が目立ちました。自動車業界、飲料業界、エネルギー業界、小売など様々な業界のタイ企業(経営者)の他、タイの中小企業やスタートアップという回答が多いのも印象的でした。また、具体的な名前はなくとも「次世代の育成に熱心な経営者」、「日本企業のビジネスパートナー経営者」など、日本人がタイの経済社会の現状や環境を知る上で役に立つ内容をという声もいただきました。
編集部スタッフ:TJRIとしてこれまでは大手のタイ企業を紹介してきましたが、今後はいかがですか?
ガンタトーン:TJRIが大手のタイ企業を選んできたのは、新規ビジネスの協創(日タイの投資の活性化)において、日本企業と協業できる体制を持っているのは大手企業が多いからという理由でした。もちろん今後は大手企業に限らず中小企業も紹介していければと考えています。
TJRIの強み(タイ企業とのコネクション)を生かして、皆様へ有益な情報をお届けできるよう、僕も率先してタイ企業のインタビューを敢行していきます!!
増田:「タイ企業・タイ人経営者インタビュー」、「在タイ日系企業インタビュー」は、TJRIのネットワークを生かして力をいれていきたいですね!タイ企業の後継者問題については、個人的にも興味があり、深掘りしてみたい。日本でもオーナー企業の場合は、後継者問題で困っているとよく耳にするので、参考になるかもしれません。
この設問でも多くのご意見・アドバイス、応援メッセージをいただきました。
「辞書的なツールとして活用(タイトルを見て本業に関連があるものを読む)・PDF保存する際にきれいにレイアウトされると助かる。」
– このような形で活用してもらえているのは嬉しいですね。PDF保存や検索機能、お気に入り登録など次のwebサイトのアップデートに向けて、より見やすく、使いやすいサイト作りの参考にさせていただきます。
「政府機関などのコラボは素晴らしいですが、建前ばかりの話で真実味にかける。記者の方々のインタビューの目線を変えて踏み込んだ話も聞きたい」
編集部スタッフ:増田編集長、コラムでズバッと斬りましょう!
増田:大人の事情があり難しい部分もあるのが本音ですが、、、、それでもTJRI独自の目線で切り込んでいきたいですね!
「タイの方達の日本に対するお考えを、忖度無しで本音でずばっと!教えて欲しい」
ガンタトーン:「日本はもうダメだ」と否定するのは簡単ですが、その後の解決策をどうするか?次に何ができるか?を言える人、変化を起こせる人は実はそれほどいません。僕自身、これからもタイ人を代表して日本に対する意見を発信していきたいと思いますが、さらに一歩踏み込んで、その先の解決策となるヒントもTJRIを通して発信していきたいと思っています。
「日本人には気づきにくい視点から、両国間でもったいないアンマッチの解消に向けた情報発信を」
ガンタトーン:TJRIがタイ企業のニーズを先に発信しているのもその解消法の1つ。市場のニーズが多様化している今の時代、売り手の考えをもとに作られたモノ売り(プロダクトアウト)ではなく、市場が必要とするモノ(マーケットイン)の視点が重要だと思っています。また、僕がこれまで日本とタイ双方の企業と接してきて、日本企業とタイ企業がなかなかビジネスが進まないのは、「会話や接点が圧倒的に少ない」からだと感じています。まずは、仲良くなって(人間関係作って)から、その先がある。結局は「人」。何をやるかではなく「誰」とやるか、ではないでしょうか。
– TJRIとしてもこのようなアンマッチの解消に向けたサービスを間もなく開始予定。今後もTJRI Newsletterで情報を発信してきますので、ぜひご期待ください!
TJRI編集部
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