最新記事やイベント情報はメールマガジンで毎日配信中
カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2023.06.10
目次

一方、二輪や四輪の各メーカーやディーラー向けには、純正品エンジンオイルとしてのOEM(相手先ブランド)供給を実施しているほか、潤滑油関連商品も取り扱う。電気自動車(EV)の普及など市場は大きく変化しているものの、新興国を中心にエンジンオイルなどのニーズは当面続くと読む。その一方で、EVの心臓部であるバッテリーを冷却するための潤滑油需要などの新たな用途への対応も進めている。
各種モノづくりの現場で使用される切削や研磨用の金属加工油、工作機械などのロボット類を作動させるための潤滑油も販売しており、タイにおいてもカストロール製品は半世紀以上も前から多くのユーザーに愛され続けている。
カストロール製品の魅力は、なんといっても幅広い製品とその高い品質だ。腐敗を抑えたり、工具寿命延長が期待できる金属加工油は、機械ダウンタイム削減につながり好評だ。洗浄と防錆を同時に行う特殊な製品は、1工程削減が可能だ。結果、工場全体コストの低減となり、安価なライバル製品にも負けない経済性も実現できる。
地道な営業努力を通じて、こうした理解の浸透も進めている。
日系・欧米・ローカルモノづくり企業など約800社を顧客に年間5万ドラム以上を販売する一方で、もっとも注力しているのはアフターサービスだ。十分な訓練を施した自社サポートチームが顧客の工場を定期訪問。機械タンクに溜まった切くずの除去や清掃、さらには濃度管理や油の分析を現場で実施。これらは工具コストや不良率の改善、機械故障の防止や人件費の抑制に貢献している。
2023年から始まった「あぶら屋さん191」では、金属加工油や潤滑油を使用する全ての顧客の悩みを解決すべく、ホットラインを開設。他社製品に関する問い合わせにも日本語で無料コンサルティングを提供している。
担当:西
TEL: 098-250-8790
E-MAIL: kenji.nishi@se1.bp.com
3 Rajanakarn Building, 23rd floor, South Sathon Road, Yannawa, Sathon, Bangkok 10120
LINE:

「バーツ高進行、BOTがドル取引監視を強化」「変化する世界経済、タイが直面する課題」
ニュース ー 2025.12.25

タイハーブ×最先端技術で世界市場へ ~SNPSのティーラヤーCEOインタビュー
対談・インタビュー ー 2025.12.24

移動が変われば未来が変わる ~ バイタク電動化に挑む日本企業
自動車・製造業 ー 2025.12.22

世界3,500億枚、需要が拡大するゴム手袋市場 〜スリトラン・グローブス・タイランド、ジャリンヤーCEOインタビュー
対談・インタビュー ー 2025.12.17

タイ人に尊敬されるリーダーの「3つのキーワード」
組織・人事 ー 2025.12.17

「即席食品、2026〜2028年も成長堅調」「タイ、ネットゼロ目標を15年大幅前倒し」
食品・小売・サービス ー 2025.12.11
SHARE