ArayZ No.107 2020年11月発行変革期の自動車産業 ~タイにおけるCASE~
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カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2020.11.10
目次
三菱モーターズ(タイランド)はこの程、マイナーチェンジしたミニバン「Xpander」を発表した。
Advanced Dynamic Shieldをコンセプトとして、フロントグリルのデザインなどを改良したほか、16インチのアルミホイールやカラーとしてグラファイトグレーを採用。よりスポーティーな車体となった。エンジン排気量は1,500cc。価格は789,000バーツ~。同モデルはインドネシアなどの工場で生産され、タイでは2018年の発売開始以来、30,000台以上を販売している。
10月26日、タイでMGブランドの自動車を製造するSAICモーターCPはラヨーン県の工場での生産が10万台に達したと発表した。
同社は中国の自動車メーカー上海汽車とタイの大手財閥CPグループとの合弁会社。ラヨーン県のWHAイースタンシーボード工業団地2に100億バーツを投じて工場を建設し、14年から稼働。現在は乗用車「MG3」「MG5」「MG6」、SUV(スポーツ多目的車)「MG ZS」「MG HS」及びピックアップトラック「MG EXTENDER」 を生産し、輸出も行っている。新たにタイにプラグインハイブリッド(PHV)のSUV「MG HS PHEV」を投入するなど、着々と市場開拓を進めている。
電動バイクを販売するSwag EVはこの程、食品デリバリーなどを手掛けるGrabに電動バイク50台を提供することを発表した。
バンコク首都圏でGrabの配達を行うドライバー20人に同社の電動バイク「Swag EV Type X」を提供する。21年第1四半期までに50人へと拡大する。同モデルは2つのバッテリーを搭載し、満充電で140㎞走行可能。充電時間は2時間35分で、時速は63㎞まで出すことができる。生産は中国で行われている。同社では炭素排出量を年間100トン削減できるとしている。
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THAIBIZ編集部
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