ArayZ No.100 2020年4月発行アレイズ100号記念特集
この記事の掲載号をPDFでダウンロード
掲載号のページにて会員ログイン後、ダウンロードが可能になります。ダウンロードができない場合は、お手数ですが、[email protected] までご連絡ください。
カテゴリー: ビジネス・経済
公開日 2020.04.09
チュラロンコン大学サシン日本センター所長
明治大学専門職大学院教授
藤岡 資正
Professor Takamasa Fujioka, PhD.
英オックスフォード大学より経営哲学博士を授与(D.Phil. in management studies)。チュラロンコン大学サシン経営大学院エグゼクティブ・ディレクター・MBA専攻長、NUCBビジネススクール教授などを経て現職。早稲田大学ビジネススクール客員准教授、戦略コンサルティングファームCDI顧問、神姫バス社外取締役、Sekisui Heim不動産取締役、中小企業変革支援プログラム顧問などを兼任。
タイ・アセアンの今が分かるビジネス・経済情報誌『ArayZ誌』が記念すべき創刊100号を迎えられましたこと、心からお慶び申し上げます。創刊された2012年といえば、東日本大震災、タイ大洪水の爪痕が色濃く残る頃でありました。そしてこうした出来事は、私たち日本社会がタイを中心とするアジアの新興国と深く結び付いていることを再認識させるものでした。
御誌は、その後のタイ経済の成長やアセアン経済共同体(AEC)の創設、そして急速に整備が進んだ経済回廊を含めたインフラと並走するように成長を遂げ、現在は月刊2万部を発行するまでに成長をされ、今や日本人ビジネスパーソンの情報源としては欠かせない存在となりました。歴代の編集長はじめ編集スタッフの皆様の並々ならぬ努力の結晶が、こうして創刊100号を迎える原動力になったものであり、深く敬意を表すものであります。
思い起こせば、2012年の11月でした。初めて、チュラロンコン大学サシン経営大学院のオフィスにお越しになられた高尾社長は、初対面の私に、将来の御誌の可能性について熱く語られ、私に同誌の年末特集への寄稿を依頼されました。正直にお話しすれば、当時の私は、サシン経営大学院のエグゼクティブダイレクター兼MBA専攻長の職にあり、最初は「15分程度で」と考えていたのですが、熱く熱心に明確なビジョンを語られる高尾社長を前に、「是非ともアジアでの起業を成功させてほしい。お手伝いします」とお答えしたことを、昨日の出来事のように覚えております。
それ以来、2020年1月号に至るまで、8年連続で同誌の年末特集で読者の皆様へ向けてメッセージを発信させていただく機会を頂き、私自身も御誌とともに、大きく成長をさせて頂きました(下表参照)。
「進化すべし、変化すべし」という御誌のモットーは、情報技術の進展やグローバル化による世界経済の結びつきの深化とスピードへの対応を求められている私たちへ向けられているメッセージであると思います。激動期にある新興アジアにおいて、日々格闘している日本人の必携書として、貴誌が200号、300号と読者の皆様に愛され続けられますことをお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。
\こちらも合わせて読みたい/
ArayZ No.100 2020年4月発行アレイズ100号記念特集
掲載号のページにて会員ログイン後、ダウンロードが可能になります。ダウンロードができない場合は、お手数ですが、[email protected] までご連絡ください。
THAIBIZ編集部
官民総力戦でPM2.5を削減 ~大気汚染対策、次の段階へ(上)~
協創・進出 ー 2025.03.21
在タイ日系企業におけるタイ人営業パーソンの「営業改革のポイント」セミナー開催レポート
自動車・製造業Sponsered ー 2025.03.18
HR・ウェルビーイングで組織の競争力を強化 〜タイ人事管理協会がセミナーを開催〜
組織・人事 ー 2025.03.17
越で好調、タイに新工場建設 現代自、印・東南ア深耕(上)
自動車・製造業 ー 2025.03.14
変化する時代に対応する人事制度で組織を強化 〜タイ人事管理協会のスットカヌン会長〜
対談・インタビュー ー 2025.03.13
「バンチャックのSAF工場93%が完了」「タイ政府、健康経済に6,900億バーツ見込む」
ニュース ー 2025.03.11
SHARE