カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2020.02.02
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マツダ・セールス(タイランド)は1月13日、2019年の販売台数が前年比17.5%減の5万8,129台、市場シェアが5.8%だったと発表した。今年は最新技術を搭載した乗用車や1トンピックアップなどの新型を発表する予定で、目標をそれぞれ6万台、シェア6%に設定している。
乗用車の「Mazda 2」が8.6%減の4万1,987台、昨年の「タイランド・カー・オブ・ザ・イヤー2019」に選ばれた「Mazda 3」が10.2%減の4,717台、多目的スポーツ車(SUV)の「Mazda CX-3」が44.2%減の3,536台、「CX-5」が63%減の3,020台など、6車種がマイナス。タイに初めて輸入したマレーシア産の最上位SUV「CX-8」は745台だった。
トヨタ・モーター(タイランド)は1月23日、昨年のタイの新車販売台数は前年比3.3%減の100万7,552台と発表した。乗用車は同0.3%減の39万8,386台、商用車は5.1%減の60万9,166台といずれも前年比減となった。今年の新車販売台数に関しては6.7%減の94万台と予測した。
トヨタとしてはタイで5.5%増の33万2,380台を販売。乗用車は4.7%増の11万7,708台、商用車は5.9%増の21万4,672台だった。完成車の輸出は10%減の26万4,775台だった。今年の新車販売目標は6.7%減の31万台とした。
菅田道信社長は昨年の国内の状況について「現場では、タイのお客様の消費マインドが冷えてしまったことを強く感じた」と話し、記録的なバーツ高に関しては「輸出の採算に悪影響を及ぼしている。我々の生産性向上、原価低減の努力を上回るスピードでバーツ高になっている。輸出競争力が相対的に落ちているのは事実」と述べた。
二輪車とその関連用品の展示即売会「バンコク・モーターバイク・フェスティバル2020」が1月15日~19日、バンコク市内の複合商業施設セントラルワールドで開催された。
東南アジア最大級の祭典で、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの日系各社ほか、米ハーレーダビッドソン、インディアン、独BMW、英トライアンフなど16のブランドが出展。中・大型バイクを中心に、各ブランドが来場者にそれぞれの特色をアピールした。
30歳のタイ人男性は、「景気が後退して財布の紐を始めたけど、魅力的なバイクがこれだけ並ぶと購入意欲が高まる」と悩ましい表情を見せた。会場では、改造車の批評会も行われたほか、華やかな女性コンパニオンが華を添えた。
THAIBIZ編集部
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