カテゴリー: ビジネス・経済
公開日 2020.06.10
アジア有数の大都市となったバンコクは、その都市圏を拡大し続けてきた。前述したバンスーなどの北部もさることながら、バンナーをはじめとする東部にも着々と開発は広がっている。
日系製造業が集積するサムットプラカーン県や、チョンブリ、チャチュンサオ、ラヨーンの3県から成る東部経済回廊(EEC)への交通の要衝として重要性は高まるばかり。
イエローラインやライトレールに加えて、他にもいくつもの大型商業施設の建設計画が立てられている。順調に建設が進めばこれから数年後にかけて新たな注目スポットが次々と誕生する。
スクンビット通り、モーターウェイと並んで、現在はチョンブリ県など東部への通り道となっているバンナートラート通りだが、通勤の自家用車や物流のトラックなどで朝晩の渋滞も頻発している。
それらの問題を解消し、周辺活性化の起爆剤の一つと見られているのが、BTSバンナー駅からバンナー通りに沿って進み、スワンナプーム国際空港を終点とするライトレール構想だ。
主にバンナー通り沿いの20.5キロを14駅で結ぶ高架鉄道。投資金額278億バーツ。
既に大きな道路があるため、高架鉄道として道路上に建設すれば、大幅に土地を接収する必要がない。運営主体も決まっておらず、具体的なスケジュールはまだないが、実現の楽しみなプロジェクトであることは確かだ。
沿線にはMDタワーやバンナータワー、WHAタワーといったオフィスビルもある。自動車やバスに代わる通勤、通学の足として、1日4万人以上が利用するという試算もある。
バンナートラート通りを中心とする主な開発状況を徹底解説!
※進捗度はArayZ編集部の現地視察の感覚でありデータに基づいた数値ではありません。
THAIBIZ編集部
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