カテゴリー: ニュース
公開日 2022.04.20
三菱重工業は、タイ最大の独立系発電業者(IPP)であるガルフ・エナジー・デベロップメント社と三井物産株式会社の合弁事業会社が進める天然ガス火力発電所2ヵ所の建設プロジェクトにおいて、昨年10月の2号機に続き、3号機の完工及び運転開始を迎えたと発表した。
3号機はチョンブリー県の発電所内にあり、電力はタイ電力公社(EGAT)に販売される。現在は2024年に予定される全8基での運転開始に向け、工事を進行中。発電所の運転最適化のために開発した解析プラットフォームをはじめとする当社のインテリジェントソリューションサービス「TOMONI™」も導入しており、すでに運転開始をしている初号機・2号機に続きプラントを遠隔監視するなど信頼性の高い運転・保守を全面的にサポート。高効率のクリーン電源として、タイの電力の安定供給の確立に期待が寄せられる。
本プロジェクトにおけるGTCC発電設備は発電所当たり4系列で、ガスタービン、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機などそれぞれ4基で構成される。三菱重工は、引き続き両発電所の完成に向け全力で取り組むとともに、最新鋭機であるJ形ガスタービンの普及に一層力を注ぎ、世界各地の経済発展に不可欠な電力の安定確保と環境負荷の低減に貢献していくという。
THAIBIZ編集部
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