業界: Food & Beverage
公開日 2023.08.21
ブンロード・グループは、アルコール飲料事業、ソーダ、飲料水などの飲料事業や食品事業のみならず、バンコクグラス社によるパッケージング事業、シンハー・エステートによる不動産事業、ブンロード・サプライチェーンによるサプライチェーン事業など多角的な事業を運営している。 ブンロード・トレーディングは、ブンロード・ブリュワリー・グループの子会社で、主に同グループの製品マーケティング及び流通部門を担当。
▼飲食事業における開発/生産/販売
主に既存の主要事業に関連する事業としての食品・飲料カテゴリー内の新事業を模索している。これによりシナジーをおこし、事業ポートフォリオを充実させグループ力を高め、S字カーブや成長を生み出すことを目指している。
そして世界のトレンドに適応し競争の中で生き残っていけるよう、健康食品・健康飲料カテゴリでの事業を求めている。COVID-19のパンデミック後、消費者は健康を重視する傾向が増しており、これに応える健康食品事業が必要だと考える。また、グループのサプライチェーンにおいて、原材料から製品までを含むさまざまな事業を模索している。
▼再生可能エネルギー
世界中で再生可能エネルギーの活用が注目されており、ブンロードグループでは工場での再生可能エネルギーの導入の他、省エネと温室効果ガスの排出の削減への関心が高まっている。グリーン水素、バイオガス、太陽光発電、カーボンクレジット、バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)に関するテクノロジーへの投資を積極的に行う意向があり、また、これをグループ内の工場だけでなく、組織外の顧客に提供することで産業全体での持続可能なエネルギーの使用を促進することを目指している。
▼食品・飲料関連テクノロジー
グループ内の食品飲料事業におけるすべての工程での連携、持続可能性の確保、事業効率向上のためのテクノロジー導入について、その重要性を認識しており、パートナーを募集する。
<テクノロジー導入検討工程>
・新製品開発プロセスを改善し、顧客のニーズを反映
・生産工程の最適化
・販売、配送工程の最適化
・アフターサービスと顧客のロイヤルティの向上
製品開発および製造に関しては、環境に配慮した製品と工程を実現するため、テクノロジーの導入が必要だと考える。販売においては、持続的な新しい販売チャネルを展開しており、その中にはEコマースも含まれる。また、注文から配送、カスタマーサービスまでのエクスペリエンスを向上させ、顧客のニーズに応えるためのテクノロジーを探している。
1)飲料 例:スピリッツ、ビール、日本酒、エナジードリンク、機能性飲料、フルーツジュース、ミルクなど
2)食品とスナック 例:ナッツスナック、ヘルシースナック、煎餅(米製のもの)など
3)プラントベース/代替タンパク質 例:ミルク、即席食・飲料(RTE/RTD)
4)食品調味料 例:ソース、粉末調味料
1)グリーン水素
技術供給業者およびEPC
2)バイオガス
ガスエンジン発電機技術
3)太陽光発電
二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism)内で提案できるEPC
4)二酸化炭素排出権クレジット
公式に二酸化炭素排出権クレジットを売買する企業
5)バッテリーエネルギー貯蔵システム
技術供給業者およびEPCまたはSI
1)AI/ML(人工知能・機械学習)
・AI/ML テクノロジーでターゲットグループの行動傾向を分析し、新製品開発や販売戦略の効率的な策定に使用
・生産工程内のさまざまなデータを分析し、生産効率を向上させる
・食品事業において、食品の安全性を向上させるために使用し、危険の検出や安全性の分析などを行う。例:危険物質や食品偽造の検出など
・生産工程でのロボット技術の活用
・オンラインチャネルでの顧客対応や注文の受け付けに使用されるチャットボット
2)持続可能な包装 / テクノロジー
・環境への影響が最小限で、製造、輸送、リサイクルの各段階での環境汚染が最小限に抑えられる代替材料を使用した包装の製造技術やノウハウ
3)小売DX
・代理店/販売代理店、卸売業者、MT、TTなどの販売プロセス全体にわたって導入したい
・販売のトレンドと消費者の行動の洞察力を高めるためのテクノロジー
利用可能なアセット
【飲食事業における開発/生産/販売】
・グループ内の食品・飲料事業のバリューチェーンは、原料供給から最終製品までを包括し、生産からパッケージング、供給チェーンに至るまでを含み、また、飲食店やホテルなどを含む他の事業もこれをサポートすることができる
・グループ内食品・飲料カテゴリの製品ポートフォリオには、アルコール類を含む飲料(例:水、ソーダ、ミネラルウォーター、ソフトドリンク、紅茶、フルーツジュース、コーヒー、茶、ビール、スピリッツなど)、そして食品(例:煎餅、海藻、ポップコーン、ジャスミンライス、ココナッツウォーター、缶詰の果物、ソース、ジャムなど)がある
・食品R&Dセンターは、製品の研究開発から製品デザインまでを提供できる
・サプライチェーン事業では、300,000以上のMT/TTアウトレットにアクセス可能
・強力な流通チャネルとセールスチームを有し、小売店舗40,000ヶ所とオンプレミス(飲食店など)26,000ヶ所のタッチポイントを持つ
【再生可能エネルギー】
・太陽光発電セル事業を実施中であり、現在のポートフォリオには太陽光発電屋根が含まれる
・月間約200,000N㎥の廃水処理
・グループ内に10以上の工場 ・ロジスティクス事業(輸送車両でのエネルギー利用や物流施設)
・不動産事業(オフィスビル、コンドミニアム、ホテル、産業団地事業)
【食品・飲料関連テクノロジー】
・グループ内に10以上の工場
・シンハ・オンライン:グループ企業の製品を提供する独自のオンライン販売チャネル
・Bangkok Glass PCL:グループの子会社で、ガラスボトル、飲料用ガラス、ペットボトル、アルミホイルのキャップ、ボトルキャップ、紙製カートン、プラスチック製収納ボックス、製品ラベル、鏡などの包装事業を展開
必須条件
共通:英語でコミュニケーションができること
飲食事業:会社の収益規模が5億バーツ以上
エネルギー事業:会社の収益規模が3億バーツ以上
テクノロジー事業:会社の収益規模が1億バーツ以上
対象外の条件
アイディア・コンセプトのみの提案
会社概要
企業名
Boonrawd Trading Co., Ltd.
設立
1988年
業種
Food & Beverage
SHARE