5/16[金] 旭化成タイ法人の取り組みから学ぶ「タイ人リーダーによる組織カルチャー変革」 ~「なぜタイ人は日系企業を“選ぶ”のか?」第三回

5/16[金] 旭化成タイ法人の取り組みから学ぶ「タイ人リーダーによる組織カルチャー変革」 ~「なぜタイ人は日系企業を“選ぶ”のか?」第三回

公開日 2025.02.21

本セミナーシリーズ「なぜタイ人は日系企業を“選ぶ”のか?」では、ビジネス経済情報誌ArayZ2023年10月号の特集記事「なぜタイ人は日系企業を辞めるのか?」の反響を受けて、著者Asian Identityの中村勝裕氏に、経営変革に取り組む在タイ日系企業の事例をご紹介いただきます。

「なぜタイ人は日系企業を“選ぶ”のか?」シリーズ第3回となる本セミナーでは、旭化成プラスチックス(タイランド)社(以下、「APT社」)からゲストスピーカーをお招きし、同社の組織カルチャーの変革ストーリーをご紹介いたします。

エンジニアリングプラスチック(機能樹脂)の生産を主力事業とするAPT社は、タイにおける自動車やバイク向けを中心としたプラスチック素材の生産において高い技術力を持ち、長年にわたってタイのモノづくりを支えてきました。また近年では、脱炭素の動きの広がりから、EVや電動バイク、太陽光発電などの分野にも展開領域を広げています。

同社の成長発展の裏には、印象的な組織変革のストーリーがあります。

かつての同社は離職率が今よりも高く、工場操業における「安心、安全、安定」という面では、不安定な時期がありました。そこで社員の意思統一の礎となる理念の6要素(6 belief)をタイ人主導で考案し、浸透活動を社内向けに継続してきました。

その結果、離職率が大幅に改善され、操業安全と製品品質の確保、顧客への安定的な供給が可能となりました。また、採用活動に大半のリソースを割かなければならなかった人事担当者も、評価制度やエンゲージメント向上のより付加価値の高い活動にシフトできるようになりました。

APT社のそうした変革は、日本人経営幹部とタイ人人事スタッフのコラボレーションによって進められてきました。今回は、変革を主導したADM & SHE Senior Department ManagerのSomchoke氏と、Managing Directorの小池尚生氏をお招きし、変革のポイントやご苦労された点などをお伺いします。タイにおける多くの企業の活性化、変革・成長のヒントとなれば幸いです。

本セミナーはタイ語・日本語の同時通訳で行います。
ぜひ職場のタイ人の方もお誘い合わせのうえ、ご参加くださいませ。

タイ語のセミナー詳細資料はこちら

こんな方におすすめ

 - 在タイ企業の経営者/人事責任者/担当者(日本人・タイ人)
 - 理念やカルチャーをベースに組織変革をしたいリーダー など
※人事関連サービス、コンサルティングサービスの提供会社様は参加をご遠慮いただく場合があります。

プログラム

1. イントロダクション:タイ日系企業の人事課題とは?
2. 旭化成プラスチックス(タイランド)社(APT社)講演
 ・APT社の会社紹介
 ・APT社が取り組んできたカルチャー変革の目的
 ・重点的に行ってきた施策(教育施策・人事制度・コミュニケーション)
 ・変革の手ごたえや難所、苦労した点
3. パネルディスカッション
4. Q&A、参加者の皆様との対話(会場、オンライン)
5. Asian Identity社 サービスのご紹介

スピーカー

小池 尚生 氏

旭化成プラスチックス(タイランド)
Managing Director

東京農工大学工学部卒業後、1990年に旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。発泡体、包装フィルムなどの樹脂加工製品の開発や食品保存容器、キッチン用品などの家庭用消費財の商品開発を担当。並行して、食品保存の観点から農水省の青果物輸出PJに参画。この間、大学のキャリアマネジメントセミナーで講演。2019年に消費財事業から機能樹脂事業へ異動し、2022年に旭化成プラスチックス(タイランド)に赴任。現在、組織風土改革、人財育成を中心に、環境にあわせて、自ら変化・改革できる組織作りを目指している。

Mr. Somchoke Salaipet (Kai)

旭化成プラスチックス(タイランド)
ADM & SHE Senior Department Manager

東南アジア工科大学電子工学科卒業後、1994年に東芝セミコンダクター(タイランド)に入社。IC生産工程の機械計画・保守を担当しながら、キングモンクット工科大学ノースバンコク校(KMIT’NB)で学ぶ。2007年にエンジニアリング部門へ異動し、システム開発PJ責任者や技術者育成部門の副責任者を担当。2014年に人事部門へ異動し、HRマネージャーに就任。勤務と並行し、KMIT’NBの博士課程を修了(2018年)。2019年より旭化成プラスチックス(タイランド)に入社。人事、総務を含む生産支援機能を担当し、組織風土改革、人財開発、業務改善に取り組み、将来の変化に対応できる組織づくりを目指している。

中村 勝裕 氏

Asian Identity Co., Ltd. Founder & CEO
株式会社アジアン・アイデンティティー 代表取締役

愛知県常滑市生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、ネスレ日本株式会社、株式会社リンクアンドモチベーション、株式会社グロービス、GLOBIS ASIA PACIFICを経て、タイにてAsian Identity Co., Ltd.を設立。リーダー向けの執筆活動にも従事し、近著に『リーダーの悩みはすべて東洋思想で解決できる』がある。

Ms. Pakwan Tadyanukul

株式会社アジアン・アイデンティティー
シニアコンサルタント

2019年、タマサート大学教養学部日本語専攻を卒業。在学中、大阪の関西大学への交換留学プログラムに参加し、また、吉野家ホールディングス株式会社の「YOSHINOYAアンバサダープロジェクト」に参加。卒業後、製造業を中心とした様々な業界のクライアントを担当する日本語営業コーディネーターとして勤務。その後、Asian Identityに入社。現在はシニアコンサルタントとしてチーム運営に関与するとともに、事業開発も担当。

ガンタトーン・ワンナワス

Mediator Co., Ltd. CEO

在日経験通算10年。2004年埼玉大学工学部卒業後、在京タイ王国大使館工業部へ入館。タイ国の王室関係者や省庁関係者のアテンドや通訳を行い、タイ帰国後の2009年にメディエーターを設立。日本政府機関や日系企業のプロジェクトをコーディネート。日本人駐在員やタイ人従業員に向けて異文化をテーマとした講演・セミナーを実施(講演実績、延べ12,000人以上)。

開催概要

名称

旭化成タイ法人の取り組みから学ぶ「タイ人リーダーによる組織カルチャー変革」

日時

2025年5月16日(金)15:00~16:30(タイ時間)

主催

THAIBIZ / Asian Identity Co., Ltd. *共催

言語

日本語₋タイ語の同時通訳

形式

ハイブリッド(オフライン会場 / オンライン)

会場

[オフライン会場] Mediator内セミナールーム(Map) [オンライン] Zoom

定員

[オフライン会場] 20名   [オンライン] 500名

参加費

無料

申込方法

下記申込フォームよりご登録ください。

※(オンライン参加)お申し込み後、ご登録いただいたEメールアドレス宛に視聴用URLをお送りいたします。

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<個人情報の利用目的>
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②イベントに関するアンケートの実施及び情報共有
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