“見て”理解する交通インフラ BTS&MRTの開発進捗

ArayZ No.79 2018年7月発行

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    “見て”理解する交通インフラ BTS&MRTの開発進捗

    公開日 2018.07.17

    2020年開通予定、南北を貫く

    レッドライン

    ●事業主はSRT。
    ●現在進行中のレッドライン建設プロジェクトは、バンコク市中心部のBang Sue(バンスー)駅を起点とし、北に26.4kmランシット駅までの10駅、JICA協力ライン。
    ●プロジェクト費用は約3,320億円で、日本政府からタイ政府へ供与される円借款方式(3期合計2,680.81億)で建設。土木工事は2013年1月から開始している。
    ●三菱重工・日立・住友商事が共同で、機電システム設計・建設契約を締結(契約3)。受注金額の合計は、約1,120億円。三菱重工は信号・通信・軌道・電力などのシステムの設計・調達。日立製作所は130車両の設計・製造を受注、2018年7月から生産を開始し最初の引き渡しは2019年末の予定。住友商事は商務の取りまとめ、システムの現地据付を担当。
    ●通信システム、監視カメラシステム、駅構内放送システム、駅構内時計設備はNECの現地法人であるNECタイが担当。
    ●信号システムは、日本信号が担当。運行管理装置、電子連動装置、自動列車防護装置(ETCS Lv.1)、列車検知装置を納入。同プロジェクトは自動列車防護装置としてETCSLv.1(EuropeanTrain Control System Level1)の要求があり、ETCSを含めたトータルでの信号システムとしてインテグレートを行う。
    ●自動料金収受(AFC)システムはイタリアンタイが担当(住友商事発注)、受注額は3億4,240万バーツ。

    日本人にもなじみ深い

    BTS スクンビットライン

    ●運営はBTS。
    ●1999年、モーチット駅からオンヌット駅まで開通。現在南はサムローン駅まで開通している。

    THAIBIZ編集部

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