ArayZ No.111 2021年3月発行コロナとタイ経済
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カテゴリー: 対談・インタビュー
公開日 2021.02.28
BG Pathum United 所属 1996年生まれ、徳島県出身。Jリーグ、セレッソ大阪のU-18を経て2014年にドイツの強豪ドルトムントに期限付き移籍。16年から再びセレッソ大阪でプレーし、Jリーグ2部のVファーレン長崎やレノファ山口への期限付き移籍などを経て、20年からタイのBGパトゥムユナイテッドに加入。
タイに移籍することになった経緯を教えてください
2019年にセレッソ大阪との契約が終わる頃、次は日本ではなく海外、その中でもアジアでプレーしようと決めていました。新たな気持ちでサッカーをやろうと思いましたし、それができなければサッカーを辞めようとも考えていました。
今までサッカー選手として、どこへ行ってもチャレンジしてきたつもりです。セレッソ大阪の下部組織に入ったのも、ドイツに移籍したのも、2部のVファーレン長崎やレノファ山口でプレーしたのもすべて自分にとって挑戦でした。
実は、去年の1月に中国のチームの練習に参加し、ほぼ契約が決まりかけていましたが、新型コロナウイルスで開幕が延期などして6月頃に話がなくなってしまいました。でも、その直後にBGパトゥムユナイテッドの話が来ました。
コロナ禍で1月の試合がすべて延期されましたが、どう捉えましたか
中断は仕方がないことですし、僕自身は前向きに捉えました。去年の9月に加入した時、リーグ戦が既に始まっていました。試合に出場する選手は他の選手と別メニューの練習になることが多かったのですが、中断期間中はチームの皆と一緒に練習ができ、各選手の特徴などをより知ることができました。
チームの印象を教えてください
Jリーグでプレーしていた選手もいて、一人ひとりの選手の意識が高いです。外国人だけでなくタイ人選手の質がすごく優れています。 守備がしっかりしていて、ボールを奪った後は3人、4人、5人と攻め上がっていくなど、試合の終盤でも皆がしっかりと走ることができます。
出場権を得たAFCチャンピオンズリーグ※1への思いを教えてください
アジアの強豪と対戦できる素晴らしい機会ですし、チームとしても個人としても、どれだけ力が通用するのか試すことができる最高の舞台だと思います。
ただ、本音としては日本のチームと試合をしたかったです。特に古巣のセレッソ大阪が対戦相手になることがこれまでありませんでした。自分が育ててもらったクラブでもあり、自分の成長を見せる絶好の機会なので、ぜひ対戦したかったです。
これまでで一番辛かった経験は 何でしょうか?
小学校6年生の時に県の選抜チームに選ばれたのですが、その時の評価がチームでも下の方でショックを受けました。
それまで自分の技術には自信があったのですが、ただ自分がやりたいプレーをしていました。そこから、どんなプレーをすれば監督やコーチに評価されるのかを考えるようになり、考え方が変わりました。
今後の目標や夢を教えてください
個人としての目標は1点目を取ることです。そして、チームとしてはリーグ戦の優勝が目標です※2。
この先もアジアでサッカーを続けたいです。それがタイかどこか分かりませんが、今の時点では日本でプレーする気はありません。周りに捉われず、自分の中でワクワクするような挑戦をしていきたいです。
ArayZ No.111 2021年3月発行コロナとタイ経済
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THAIBIZ編集部
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