カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2020.01.01
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メルセデスベンツAGは12月5日、バンコクの新工場でプラグインハイブリッド車 (PHV)に搭載されるバッテリーの製造を開始したことを明らかにした。新工場(敷地面積5万平方メートル)は同社の既存自動車工場の敷地内にあり、投資額は1億ユーロ強。地場のトンブリー・オートモーティブ・アッセンブリー・プラント(TAAP)とトンブリー・エナジー・ストレージ・システムズ(TESM)が共同出資した。
製造されるバッテリーは「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」だけでなく、「GLC」と「GLCクーペ」にも搭載される予定で、同社はタイでのデジタル化・電動化を加速している。自動車工場の増設を含めると、300人以上の雇用を創出したという。
バンコク北郊ムアントンタニの「インパクト・チャレンジャー」で11月29日~12月10日まで開催された国内最大規模の自動車展示会「第36回タイランド国際モーターエキスポ2019」の自動車成約台数は、3万7,489台(速報値)と前年比15.2%減となった。二輪車を含めると4万4,740台で、同16.2%減だった。
主催社インターメディア・コンサルタントのクワンチャイ社長によると、国内経済の低迷、輸出減、米中貿易摩擦などのマイナス要因が重なり、不調に終わった。
ブランド別ではトヨタ(6,243台)がトップ。次いでホンダ(5,766台)、マツダ(3,998台)、いすゞ(3,716台)、三菱自動車(2,959台)と、日本勢が上位5位を独占した。車種別では乗用車が45.5%、SUVが34.3%、1トンピックアップが14.5%を占めた。
二輪車は同20.9%減の7,251台で、ホンダ(1,440台)とヤマハ(1,167台)が1、2位を占めた。
THAIBIZ編集部
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