ArayZ No.103 2020年7月発行コロナで変化するM&A
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カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2020.07.10
目次
6月4日、トヨタモーター(タイランド)がピックアップトラック「ハイラックスREVO」および多目的スポーツ車(SUV)「フォーチュナー」の新モデルを発表した。両モデルとも排気量2,800ccまたは2,400ccのエンジンを搭載している。
「ハイラックスREVO」の外観はより堅牢性をイメージして刷新され、内装もセンタークラスターには8インチのタッチスクリーンが設けられ、Apple CarPlayなどとも接続可能となっている。価格は54万4,000バーツ~。 「フォーチュナー」はより外観の高級感を高め、パークセンサーや視認性を高める360度カメラが導入された。価格は131万9,000バーツ~。
タイ投資員会(BOI)は6月17日、タイの自動車部品大手サミットグループの電気自動車(EV)生産計画に対して投資恩典を付与することを発表した。
中国企業と共同で55億バーツを投資して、ペッチャブリー県に設立する工場でEVを年間3万台生産する予定。国内での部品調達額は年間85億バーツにのぼるという。生産されるEVは主に食品産業向けのトラックとなり、大部分は国内向けに販売される見通しとなっている。
BOIはその他、バンコク東部バンナートラート通りで建設中のバンコクアリーナの貸会議室事業(投資金額37億5,000万バーツ)など計5件、総額400億バーツの投資計画認可を同日発表した。
マツダは6月17日、ピックアップトラック 「BT-50」の新モデルを発表した。モデルチェンジは9年ぶり。
マツダが2012年以降の新モデルに採用している鼓動デザインを同モデルとして初めて採用した。排気量3,000ccのディーゼルエンジンを搭載しており、今年後半からオーストラリア市場を皮切りに発売する。価格は未発表。いすゞからのOEMで供給され、いすゞ版は「D-MAX」となる。
「BT-50」は2006年に初めて発表され、東南アジアや中南米、アフリカなどで販売されてきた。
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THAIBIZ編集部
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