公開日 2023.08.09
知り・学び・協創するタイ日プラットフォーム 「TJRI(Thai-Japanese Investment Research Institute)」(運営会社:Mediator Co., Ltd. 本社:タイ王国バンコク、代表取締役社長:ガンタトーン・ワンナワス)は、在タイ日本国大使館と共催で、日・タイ若手交流会を開催する運びとなりました。
第1回目は、8月8日に在タイ日本大使公邸にて開催し、次世代のリーダーとなる在タイ日本人ビジネスパーソン及びタイ人若手経営者層合計20名が参加しました。
梨田大使は、冒頭で「私の世代のタイ人には、日本にあこがれ、日本から学びたいという思いで手を組んでくれたビジネスリーダーがたくさんいました。しかし、今のタイの若い世代は欧米に留学する人が増え、日本はもはやその他の選択肢の一つ。黙っていても日本を受け入れてくれた旧世代とは異なり、これからは意図的に若い世代間の交流を創り出していかなければ、日タイの蜜月関係は続かないだろう」と本交流会の趣旨をあらためて説明し、今後も定期的に日・タイの若手交流会を実施していくことに意欲を示しました。
続いて、タイ側と日本側から各2名のプレゼンテーションが行われました。タイ側からは、自動車部品大手のタイ・サミット・グループの副社長サクントーン・ジュンルンルアンギット氏と電子部品製造のフォース・コーポレーションの事業開発最高責任者パッタナン・アマターノン氏、日本側からはトヨタ・ダイハツ・エンジニアリングアンドマニュファクチャリングの生産管理・物流計画部門のテクニカルアドバイザー福見優一氏と花王インダストリアル(タイランド)のケミカル事業開発プロジェクトリーダー岡本早織氏がそれぞれ登壇し、各々の会社紹介や自身の活動、今後のビジョンなどについて紹介しました。
その後の懇親会では、参加者同士の名刺交換や活発な意見交換を通じて交流を深めました。日系企業の参加者からは、「仕事上ではなかなか接点の持てないタイ企業とディスカッションでき、繋がりができたことを嬉しく思う」「これを機会に何か一緒に新たなビジネスを作っていけたらと思う」など前向きなコメントを多くいただきました。
TJRIでは、今後も日タイの将来を担うビジネスパーソンのネットワーク拡大と新たなビジネス創出を支援していきます。
開催背景
日タイの経済関係が新たなステージを迎える中、日本大使館およびTJRIは、従来のような日タイ関係を継続するためには、意図的に若い世代間の交流を創り出していかなければいけないという共通の問題意識を持っています。そこで、日タイの様々な業種で活躍する若手のビジネスパーソンを対象とした交流会を企画し、若い世代のネットワークを広げ、ひいては将来のビジネスチャンス創出につなげるために日・タイ若手交流会の開催に至りました。
開催概要
日・タイ若手交流会プログラム
1. 梨田駐タイ日本国大使 開会挨拶フォトギャラリー
TJRI編集部
変化を機敏に捉え、総合力で不確実な時代を生き抜く 〜 NMBミネベア・タイ坂主克浩社長インタビュー
自動車・製造業 ー 2024.09.19
タイ医薬・化粧品製造販売大手バンコクラボの工場訪問 〜TJRIミッションレポート〜
自動車・製造業 ー 2024.09.18
「タイ企業との協業」が成長を加速させる 名刺交換で終わらせない意識付け
協創・進出 ー 2024.09.17
在タイ日系中小企業のホームドクター的存在に ~ JFCバンコク駐在員事務所、田澤首席駐在員インタビュー
対談・インタビュー ー 2024.09.16
タイで廃車リサイクルは可能か ~JICA事業始動、課題は山積み~
自動車・製造業 ー 2024.09.16
家計債務は16年ぶりの高水準、アジア太平洋の高齢化対策急務
ニュース ー 2024.09.16
SHARE