vol.4 適切な書類選考と見るべき項目

ArayZ No.99 2020年3月発行

ArayZ No.99 2020年3月発行タイ個人情報保護法

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vol.4 適切な書類選考と見るべき項目

公開日 2020.03.05

タイで年間採用支援1,000人以上、採用支援企業2,000社以上の豊富な実績を持つ
人材採用支援のReeracoen Recruitmentが、タイでの採用を成功に導く秘訣を解説する。

 前回はStep②求人内容の決定、Step③求人を開始についてお伝えしました。今回から、中流工程の【面接】に入っていきます。

 中流工程は、Step④の書類選考、Step⑤の面接実施、Step⑥の採用の検討に分けられます。面接を中心とする中流工程の目的は、「自社の魅力づけとミスマッチを防ぐ」ことです。今回は、Step④の書類選考について解説いたします。

 書類選考では、応募してきた候補者の履歴書が自社の応募要件や求める人材像にマッチするかどうかを確認し、面接するかどうかを判断します。9つの採用プロセスの中でも、最も工数がかかるプロセスの一つとなります。

 その背景にあるのが、近年、ジョブサイトや自社のホームページなどウェブ経由での採用が一般的となり、タイ全国からオンラインで多くの応募があることです。それらの履歴書を一つ一つチェックし、選考していくと膨大な時間がかかってしまいます。

 この膨大な工数を削減するために存在するのが人材紹介会社であり、彼らが人材の募集から書類選考まで行っています。

 自社で書類選考する際、応募してきた候補者の履歴書において、主に見るべきポイントは以下となります。

履歴書で主に見るべきポイント

 他にも、いつから勤務開始できるか、過去の職歴の離職理由、今回の転職理由、現住所、自動車免許の有無(運転が必須な場合)などありますが、これらは面接の場で質問する形で良いと思います。

 上記で述べた通り、書類選考には膨大な工数がかかってしまうため、人事スタッフに任せることも一般的となります。その場合、選考基準を明確に伝えてあげると、より適切な書類選考ができるようになります。

高木浩志
Reeracoen Recruitment
高木浩志

大学卒業後、株式会社ネオキャリアに入社。日本勤務を経て、Reeracoen Thailandに赴任し、採用コンサルタントとして日系企業を中心にタイ人・日本人の採用支援に従事する。持ち前の”ポジティブさ”と”行動力”を生かし、顧客にとってのNo.1エージェントを目指す。2018年度ネオキャリア海外事業部年間最優秀新人賞を受賞。

REERACOENの紹介


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THAIBIZ編集部

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