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カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2023.10.09
| 出展ブース | Hall101 / BI19 |
Mitutoyo Asia Pacificとして今年行われる3つの記念式典には、本社から沼田恵明社長が参列して実施される計画だ。シンガポール~マレーシア~タイの順に、タイトな移動のスケジュールが予定されている。本格的なアフターコロナを迎えて、偶然にも初めてとなる揃い踏み式典。市場が変わり続ける中、結束を強めるのが狙いだ。 一方、こちらもコロナ禍で遅れていた新社屋の建設事業は年内にようやく完工を迎える。現在のものより「かなり広くなった」(内田俊二タイ法人Managing Director)というショールームを1階に兼ね備えた新社屋は、地上3階地下1階の堅牢な造り。バンコク東部シーナカリンのオンヌット通り沿いにあって、スワンナプーム空港にも近い交通至便な場所に立地する。お披露目式典は、早ければ新年早々を予定する。内外から来賓を招く計画だ。
モノづくりの最終工程に位置する計測・測定機は、市場の動向を読みにくい業界の一つだ。主力産業である自動車業界をめぐっても、市場にはさまざまな観測が日夜浮上しては、慌ただしく入れ替わりを続けている。 例えば、中国企業などがタイ進出を強める電気自動車(EV)。組立工場から部品メーカーまでサプライチェーンを引き連れた一群が大挙して護送船団式に海を渡ってくるが、その先は不明だ。現地の供給網は果たして整備されるのか。そこに現地の部品メーカーが浸透できる余地はあるのか。内田氏も「そうした動向を慎重にかつ大胆に読み解きたい」と話す。
そのために必要となるのが、多彩で豊富なラインナップだ。同社は三次元測定機から画像測定機、マイクロメータなどの測定工具など5,500以上の製品を用意して、顧客ニーズに応えている。「市場がどのように展開していくか分からないからこそ、総合測定機メーカーとしての強みがある」と内田氏は話す。11月のMETALEXへも同様のコンセプトから、主力製品を取り揃えた出展を行っていくとしている。
自動車以外の多様な市場にも、貪欲に提案や製品供給を行っていく考えだ。そのうちの一例として内田氏は、各種生産が落ち込んだコロナ禍にあっても供給が需要に追いつかなかった半導体関連市場を挙げる。産業の集積するタイでも、この分野の市場は有望な今後の成長分野だ。裾野が広がれば、画像測定機などのニーズはより高まるとみる。
「もう一つ」と内田氏が可能性を挙げるのが、各種センサの存在だ。「測定機メーカーの当社は、センサの分野でも豊富なノウハウと知見がある。タイの成長産業においても、必ず役立つ場面があるはずだ」と力説する。毎年のMETALEXへの出展はそのための布石でもあるとも話す。アフターコロナ下で開催される今年の国際見本市。ミツトヨが存在感を示そうとしている。

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