
カテゴリー: ビジネス・経済
公開日 2018.06.26
タイ経済を読み解くにあたり、SET(Stock Exchange of Thailand)に上場している企業の売上規模を把握しよう。
第6回は、テクノロジーセクターのメインプレーヤーをご紹介。
海外投資を背景に成長してきたタイですが、ここ数年間に目を向けると大洪水や軍事クーデターなどの影響もあり経済の成長力は鈍化傾向にありました。しかし、2017年の実質GDP成長率は+3・9%と直近数年間では最高の伸び率となり、2018年についてもタイ経済成長率の見通しは+3・6%~4・6%になると見られ、この傾向は今後も続くと予想されます。
今回取り上げるテクノロジーセクターは、通信や電子部品の分野を扱っているセクターです。その中でも今回は、現在ほぼすべてのビジネス業界に必要不可欠なサービスを提供している「通信」にフォーカスします。
通信分野は、主にPCやモバイル等の機器の販売をしている企業とブロードバンドインターネット等の通信インフラを提供している企業に分けられます。また、多くの企業で共通のテーマとして、①農村部、都心部間のデジタルディバイド解決、②製品や通信インフラの性能UPによる生活水準の向上、③タイランド4・0時代に備えた積極的投資、が挙げられます。
業界の傾向としては、政府がIT業界に対する投資の優遇措置をしていることや社会の都心化に伴ってタイ国民のIT機器や通信インフラの需要が伸びていることから、業界全体としては上昇傾向にあります。一方で、通信機器や通信インフラ単体での差別化は難しく、企業間の競争は激しい状況にあります。
これまでのタイのテクノロジーセクターは、主に先進国で発明された製品や技術を国内に浸透させることをビジネスとしてきましたが、今後はValue-Based Economyの実現に向けて投資が活発化し、最も変化が激しく、またタイの産業の中で主役になっていくセクターだと考えられますので、今後も定期的にウォッチする必要があるでしょう。
※ランキングは、SETに上場している企業のセクター別売上額を基準にしています。
※本資料は情報提供を唯一の目的としており、予測・分析の妥当性などは独自でご判断ください。
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THAIBIZ編集部


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