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カテゴリー: 自動車・製造業
公開日 2015.03.09
目次
3Dプリンターはブロー、インジェクションといったショット成形にも対応が可能だ。アルテックグループは中国に7拠点、インドネシアに1拠点の向上を構え、飲料メーカー向けにペットボトル用プリフォームの製造を行っている。このプリフォームを過熱し、金型に入れ空気を入れて膨らますことで、さまざまな形のペットボトルができあがる。
今やペットボトルの形状は、商品それぞれによって異なると言っても過言ではない。各メーカーで、機能性はもちろん、デザイン性を持ち合わせたオリジナルのペットボトルが使用されている。これらのデザインや強度、持ち心地などを確かめるためのサンプル提出に3Dプリンターで整形した簡易金型が役立つという。
生産量が膨大なペットボトル製造は、耐久性のある金属の金型でないと話にならない。金属の金型であれば万単位でショットが可能だが、樹脂製ではインジェクションで20〜30ショット、ブローで50ショットが限界だ。しかし、試作品を製造するための金型であれば、3Dプリンターで作ったもので十分。開発時間はもちろん、サンプルの数も増やすことができ、顧客への提案の幅も広がる。デザインが決定したら、大量生産用の金属金型を形成するというわけだ。
ボトル金型にプリフォームをセットし、高圧の空気を入れて膨らまし成形、金型内で冷却することで型通りのペットボトルが出来上がる
3Dプリンター技術の発展と普及に伴い3D-CADデータのダウンロードサイトが充実する一方で、模造品や著作権侵害の問題も懸念が増えている。これらの製造は3Dスキャナーに限って出来るものではないが、3Dスキャナーを含む技術を駆使することで、より簡単にコピーが出せてしまうのも事実。特に著作権を持つ側、特にキャラクターなどを持つ企業は注意が必要になってくる。
こういった問題を受け、大日本印刷株式会社では昨年、銃器などの危険物製造やキャラクター製品の模倣など、違法性や著作権侵害の恐れがある目的での3Dプリンター操作時は指示を受け付けないというセキュリティプログラムの開発、実用化を進めていることを発表した。
このようなセキュリティ対策のためのプログラムやアプリケーション開発は今後も進んでいきそうだ。
アメリカ・ミネアポリスにあるストラタシス社のRedEyeは、顧客がデザインした3D-CADを同社の3Dプリンターで出力する、サービスビューロー専門の部門だ。この工場では100台の3Dプリンターがたった2名のオペレーターの手でコントロールされており、どのプリンターの、どのカートリッジを入れ替えねばならないのか、どの機械に次の情報を流すのかなど、全てコンピューター管理できるプログラム制御システムが動作している。
顧客は自分でデザインした3D-CADをRedEyeにメールすることで、同社から出力費用の見積りを返送してもらえる。見積りを承認すると出力が開始。造形物が配達で届けられるいう仕組みだ。実物を手にできるまでに少々時間は掛かるものの、高性能な3Dプリンターを自前で抱える必要がないのは大きい。RedEyeの技術コンサルタントが製作した3D-CADにアドバイスしてくれるのも、ありがたいフォローだ。2014年6月の時点で、一日当たり140~150件、月に約3000件の見積り依頼が入り、そのうちの約半数が成約しているという。造形物のうち35%が最終製品で、60%が試作品。
生産やアフターサポートが終了してしまった機械や趣味のクラシックカーなど、パーツが必要な場合、オリジナルを求めるよりも安価で入手できる可能性もあるそうだ。日本においてもリコーがストラタシス社製の3Dプリンターを用いて、同様のサービスを展開している。
http://www.redeyeondemand.com
RedEyeの工場で使用されているものと同じFDM方式の「Fortus」シリーズ
《アルテック 3Dプリンター ショールーム》
ALTECH ASIA PACIFIC CO., LTD.
719, KPN Tower, 5th Floor, Unit E, Rama IX Road, Bangkapi, Huaykhwang, Bangkok 10310
【問合せ】 TEL: 02-717-1005(オフィス)、098-281-2367(岩本)
E-mail: iwamoto@altechap.com
URL: http://www.altechap.com

THAIBIZ編集部

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